【ニュース・アメリカ】高等教育を経験した米国成人の約半数、やり直すことができる場合は専攻分野・進学先・学位の種類の少なくとも1つを変更すると回答

調査会社のギャラップ社(Gallup, Inc.)は、米国在住の18~65歳の米国成人約9万人を対象として実施した、高等教育経験に関する調査の結果を2017年6月1日に発表した。

 

本調査は、「教育に関する消費者の態度(the Education Consumer Pulse)」調査の一環として2016年6月29日~2017年3月26日の期間に行われたもので、これによると、高等教育機関に進学した経験のある米国成人の約半数は、もう一度やり直すことができる場合、専攻分野・進学する高等教育機関・学位の種類のいずれかを変更すると回答していることが明らかにされた。
具体的には、専攻分野を変更するとの回答が最多で全体の36%、進学した高等教育機関を変更するとの回答が28%、取得する学位の種類を変更するとの回答が12%で、このいずれか1つでも変更すると回答したのは全体の51%であった。その他の主な結果は以下の通り。

  • 学歴別でみると、専攻分野を変更するとの回答は、大学進学したものの学位を取得していないグループと最高学位が学士号であるグループにおいて、それぞれ42%と40%と高い割合であるのに対し、修士号以上の学位保有者では24%と最低。
  • 回答者の70~95%は、高等教育機関で質の高い教育を受けたとしており、高等教育機関に進学したものの学位を取得していないグループを除いては、全てのグループにおいて50%以上が「質の高い教育を受けた」ことに「強く同意」と回答。

Gallup&Strada Education Network:Half of U.S. Adults Would Change at Least One Education Decision

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
その他 その他
統計、データ 統計・データ