【ニュース・アメリカ】米国著名大学、「コモン・アプリケーション」に代わるオンライン願書提出システム開発を検討

ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)やプリンストン大学(Princeton University、ニュージャージー州)などといった米国著名大学の一部が、大学願書を複数大学にオンラインで一括提出できるようにするプラットフォーム「コモン・アプリケーション(Common Application)」に代わる新たなオンライン願書提出システム作成を検討中であることが明らかになった。これらの大学は、2014-2015学年度入学者の願書提出ピークとなる時期に「コモン・アプリケーション」のシステムに技術的問題が発生したことや、同システムが会員制を採用していることに対する反発などから、代替システムの導入に関する話し合いが大学間で進められているという。現在検討中の新システムを利用できる大学は、新入生が必要とする学資援助に完全に対応可能であることを証明できる私立大学と、州内在住者向けに低い学費が設定されている公立大学のうち、卒業率が高く、連邦学資ローン返済滞納率の低い大学が対象となるという。なお、同システム導入の進捗状況に関しては、現在、システム開発請負企業候補が3社に絞られたとの情報がある。

URL1: http://chronicle.com/article/article-content/149761/

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
人材育成 入試・学生募集