【ニュース・アメリカ】米国科学財団(NSF)、自然災害に対する回復力に関する研究促進のために米国災害工学研究インフラ(NHERI)に4,000万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は、複数の自然災害に対する回復力に関する研究を促進するために、米国災害工学研究インフラ(Natural Hazards Engineering Research Infrastructure:NHERI)に4,000万ドルを助成することを明らかにした。NHERIは、地震・風害・水害による影響を理解し、これらの災害への抵抗力を培うために、全米の大学に装備された最先端の研究施設・ツールの共有ネットワークを提供する。NSFの助成は、住宅・職場・インフラ・ライフラインを保護する画期的コンセプトの研究・試験を可能とし、自然災害が社会的災害となることを予防するようなイノベーションの創出に向けて利用されることになる。NSF助成を受けるのは、テキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)によるソフトウェア・プラットフォームの開発研究の他、フロリダ国際大学(Florida International University)に設置された「ファン12機を擁する風の壁(Twelve-Fan Wall of Wind)」を含むNHERI試験施設7機関などとなっている。

URL1: http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=136380&WT.mc_id=USNSF_51&WT.mc_ev=click

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究