【ニュース・アメリカ】米国科学財団(NSF)、生命の系図(GoLife)プログラムの下で研究プロジェクト5件に対し総額1,230万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2015年9月15日、地球上に住むあらゆる形態の生命の系図の解明を目的とした「生命の系図(Genealogy of Life:GoLife)」プログラムの下で、種の進化・絶滅が時間の経過と共に起こる経緯や、現在生息する種が変化する環境に適応する様子などに関する理解を深めることを目的とした研究プロジェクト5件に対し、総額1,230万ドルを助成することを明らかにした。GoLifeプログラムは、NSFの生物科学局(Directorate for Biological Sciences:BIO)と地球科学局(Directorate for Geosciences:GEO)が資金を拠出している。今回GoLife助成を受給するのはフロリダ大学(University of Florida)の「鞭毛植物の総合的な進化過程の構築(Building a Comprehensive Evolutionary History of Flagellate Plants)」を含むプロジェクト5件で、これらの研究を通して得られた結果は、生命の歴史、生態系、将来の地球上の生命の進化の予測モデルなどといった生命学的ダイナミクスの研究において役立てられることになる。

URL1: http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=136282&WT.mc_id=USNSF_51&WT.mc_ev=click

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究