【ニュース・アメリカ】米国科学財団(NSF)、新たに立ち上げたOPUSプログラムの下で研究プロジェクト9件に総額150万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)の環境生物学部門(Division of Environmental Biology:DEB)は、複数の研究で提示された情報やアイディアを統合して、新しい理論やシステムを作るという「シンセシス(Synthesis)」導入を促進するために、新たに「シンセシスを通した理解促進機会(Opportunities for Promoting Understanding through Synthesis:OPUS)」プログラムを立ち上げ、同プログラムの下で研究プロジェクト9件に対して総額150万ドルを助成することを明らかにした。「シンセシス」手法をとる研究プロジェクトは、新しい知識・理解・研究方向性の提示において非常に影響力が高いことがこれまでに判明しており、今回は、これまでに関連する論文を複数出版していながら、それらを包括する形での結論を出していない研究者に対して助成が行われている。OPUS助成を受給したプロジェクトは、メリーランド大学環境科学センター(University of Maryland Center for Environmental Science)が主導する「アマゾン陸生生態系の生物地球化学(OPUS: Biogeochemistry of Amazonian Terrestrial Ecosystems)」を含む9件である。

URL1: http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=136540&WT.mc_id=USNSF_51&WT.mc_ev=click

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究