【ニュース・アメリカ】米国科学財団、がん研究・治療に大きな影響を与えうる研究促進に向け、官民パートナーシップを締結して1,150万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は、国立がん研究所(National Cancer Institute:NCI)、エンタテインメント産業財団(Entertainment Industry Foundation:EIF)傘下のプログラムである「スタンド・アップ・トゥ・キャンサー(Stand Up To Cancer:SU2C)」、及び、がん研究V財団(The V Foundation for Cancer Research)と官民パートナーシップを締結し、がん研究及び治療に大きな影響を与える可能性のある、変革的・理論的生物物理学研究促進のために総額1,150万ドルを助成することを明らかにした。同パートナーシップでは、NSFのアイデア・ラボ(Ideas Lab)に対し、NSFが500万ドル、NCIが275万ドル、SU2Cとがん研究V財団が共同で400万ドルを、それぞれ助成する。アイデア・ラボでは、異なる研究分野の専門家から構成されるチームを対象に5日間の集中ワークショップを開催し、各チームに提案書案を策定させ、その後、選抜されたチームが、提案書を正式に提出して研究助成受給のためのコンペに参加することになる。

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地域 北米
アメリカ
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