米国政府は2016年11月18日、エネルギー省（Department of Energy）のアーネスト・モニズ長官（Ernest Moniz）及び労働省（Department of Labor）のトム・ペレズ長官（Tom Perez）がメリーランド州ボルチモアで主催した「全ての人々のためのクリーンエネルギー節約大統領府サミット（White House Clean Energy Savings for All Summit）」と協力し、新たな行動計画を発表した。主な内容は以下の通り。
- エネルギー省のサンショット・イニシアティブ（SunShot Initiative）の下で、低・中所得家庭への太陽エネルギー導入拡大を目的とした新たなコンペ「ソーラー・イン・ユア・コミュニティ（Solar In Your Community）」チャレンジを立ち上げ。
- 2015年7月に立ち上げられた「米国コミュニティソーラーパートナーシップ（National Community Solar Partnership）」の拡大。
- エネルギー省が、「住宅用PACE金融プログラムのためのベストプラクティス指針（Best Practice Guidelines for Residential PACE Financing Programs）」の最新版を発表。
- 住宅・都市開発省（Department of Housing and Urban Development）が、同省が支援する公営住宅におけるエネルギー効率を改善するために新たなパートナーシップを締結。
- エネルギー省が歴史的黒人大学（Historically Black Colleges and Universities：HBCU）と協力し、HBCUクリーンエネルギー連合（Historically Black Colleges and Universities Clean Energy Coalition：HBCU-CEC）を設立。
The White House：FACT SHEET: Obama Administration Announces New Actions to Bring Clean Energy Savings to All Americans
