【ニュース・アメリカ】米国工学アカデミー(NAE)、新規会員67人と外国人準会員12人を選出

米国工学アカデミー(National Academy of Engineering:NAE)のダン・モート会長(C.D. (Dan) Mote Jr.)は2015年2月5日、新規会員67人と外国人準会員12人を選出したことを発表した。これにより、NAE会員数は合計2,263人、外国人準会員数は221人となった。NAE会員に選出されるのは、新規・新興技術分野のパイオニア、工学分野を大きく進歩させた研究者、工学教育におけるイノベーティブなアプローチを開発・導入した教育者などで、同会員に選出されることは工学研究者にとって最高栄誉の1つである。今回選出された新規会員67人の中には、プラズモニクスに貢献した、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)応用物理学・マテリアル科学教授のハリー・アトウォーター氏(Harry A. Atwater Jr.)や、空気吸込み式極超音速機を開発・実証し、設計最適化手段を実行した、ボーイング社(Boeing)上級技術フェローで極超音速設計応用主任科学者のケビン・ボウカット氏(Kevin G. Bowcutt)らが、また、外国人準会員12人には、先端耐震構造工学に基づく建築物の大規模動的試験を実施した京都大学防災研究所の中島正愛教授らが含まれている。

URL1: http://www.nae.edu/?id=130172

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
顕彰 顕彰