【ニュース・アメリカ】米国カレッジ・大学協会(AAC&U)、大学CAOを対象とした調査結果をまとめた2編目の報告書を発表

米国カレッジ・大学協会(Association of American Colleges and Universities:AAC&U)は、2016年1月19日、調査会社のハート・リサーチ・アソシエーツ社(Hart Research Associates)が実施した、AAC&U加盟大学の最高学務責任者(Chief Academic Officer:CAO)を対象とした調査結果をまとめた報告書シリーズ(全部で3編を予定)のうち、2編目の報告書「一般教育計画、学習成果、及び指導アプローチに見られる最近の傾向(Recent Trends in General Education Design, Learning Outcomes, and Teaching Approaches)」を発表した。本報告書における主要な調査結果は以下の通り。

 

・CAOの85%は、自身の大学では、学生全てに対する学習成果目標を掲げていると回答(2008年調査では78%)

・CAOの70%は、自身の大学では、学生による学習成果目標の達成状況を追跡していると回答。

・CAOの3人に2人は、自身の大学は、知識、スキル、そしてその応用の統合を教育プログラムの中でより重視していると回答。

・CAOの51%は、分野横断的スキル開発により力を入れている一方、32%は幅広い知識の取得を重視していると回答。

 

Association of American Colleges and Universities:National Survey of College Leaders Reveals Clear Consensus on Learning Outcomes, Greater Emphasis in General Education on Integration, Applied, and Project-Based Learning

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ