【ニュース・アメリカ】米国大学に対する寄付額、2015年は403億ドルで過去最高額を記録

教育支援協議会(Council for Aid to Education:CAE)は、2016年1月27日、米国大学に対する寄付に関する年次調査「2015年自発的教育支援調査(Voluntary Support of Education (VSE) survey)」の結果を発表した。

これによると、2015年の米国大学に対する寄付は、前年比7.6%増の403億ドルで、同調査を開始した1957年以降の最高額となった。また、寄付額上位20位にランクされた大学への寄付合計額は115億6,000万ドルで、これら20校への寄付が米国大学全体への寄付総額の28.7%を占めることも判明した。

2015年の寄付額が最大であったのはスタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州)で、単独大学に対する寄付額では過去最高の16億3,000万ドルの寄付を受けている。また、第2位はハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)の10億5,000万ドル、第3位は南カリフォルニア大学(University of Southern California:USC)の6億5,303万ドルであった。

さらには、卒業生及び卒業生以外の個人からの寄付は、それぞれ前年比10.2%増と23.1%増であった一方で、財団からの寄付は同3.6%増に留まり、企業からの寄付額には変化がなかった。

 

Council for Aid to Education:COLLEGES AND UNIVERSITIES RAISE RECORD $40.30 BILLION IN 2015 $100 Million+ Gifts and Gifts of Appreciated Property Affect Totals

Stanford University Raises a Record $1.63 Billion

 

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