教育省（Department of Education）の米国教育統計センター（National Center for Educational Statistics：NCES）は、2013年秋学期の遠隔教育（Distance Education：DE）講座への登録状況を報告した統合高等教育データシステム（Integrated Postsecondary Education Data System：IPEDS）のデータを発表した。本データが発表されるのは、2012年秋学期に続いて2年目となる。学位を付与する米国の2年制及び4年制大学4,724校のデータの分析結果は以下の通り。

・高等教育機関在学者全体の72％が公立大学、20％が私立非営利大学、8％が営利大学に在籍

・在籍者全体の中で遠隔教育講座のみに登録する学生の割合は、公立大学9％、私立非営利大学13％、営利大学52％で、全体では13％

・遠隔教育講座のみに登録する学生の48％が公立大学、20％が私立非営利大学、32％が営利大学に在籍

・遠隔教育講座のみではないが複数の講座に登録する学生の87％が公立大学、10％が私立非営利大学、4％が営利大学に在籍

・在籍者全体の中で遠隔教育講座を最低1講座登録する学生の割合は、公立大学25％、私立非営利大学20％、営利大学59％で、全体では27％

URL1: https://wcetblog.wordpress.com/2015/03/05/ipedssectors/