【ニュース・アメリカ】教育省、2016年「i3」コンペの最優秀プロジェクト15件を選出

教育省(Department of Education)は2016年11月9日、2016年の「イノベーションへの投資(Investing in Innovation:i3)」コンペで最も高い評価を受けた提案書15件を発表した。応募総数385件の提案書の中から選出されたこれら15件のプロジェクトは、総額1億300万ドル超となる教育省からの助成に対するマッチングファンドを2016年12月までに民間セクターから確保することが必要となる。「i3」コンペは、「開発(development)」「検証(validation)」「拡大(scale-up)」の3部門に分かれているが、今回の助成受給プロジェクトには、過去に「開発」部門の助成を受けて開始され、「検証」部門の助成で洗練させ、今回は「拡大」部門で助成を受給するプロジェクトが含まれており、3部門で助成受給プロジェクトとして選出されたのは「i3」プログラム史上初めてという。これは、スパーウィンク・サービス社(Spurwink Services Inc.)の「資産構築・リスク削減(Building Assets Reducing Risks)」で、ミネソタ州の教育者が開発し、生徒の関与及び成績を向上させるために教員及び学校のリーダーによる生徒とのより強力な関係構築を支援するもので、5州の学校50校を新たに加えて、生徒15万人と教員1万1,600人に影響を与えるプロジェクトとなる。なお、今回選出されたプロジェクトの部門別内訳は、「開発」部門10件、「検証」部門3件、「拡大」部門2件であった。

 

Department of Education:U.S. Department of Education Announces Highest-Rated Applications for the 2016 Investing in Innovation Competition

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
顕彰 顕彰
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