【ニュース・アメリカ】教育省、高等教育機関が提供する職業訓練プログラム修了者の負債対収入の割合を初めて発表

教育省(Department of Education)は2017年1月9日、高等教育機関が提供する職業訓練プログラム修了者の負債対収入(debt-to-earnings:D/E)の割合を初めて発表した。これは、「十分な収入の得られる就職(Gainful Employment:GE)」規則によって義務付けられているもので、大学卒業率の向上と、営利大学が提供するものを含めた職業訓練プログラムの標準設定を通した高等教育機関による説明責任増大を目的とした、教育省による継続的取り組みの一環として発表されたものである。今回発表されたデータによると、多くのプログラムが学生に価値を提供する一方で、特に営利大学が提供する職業訓練プログラムの多くは、卒業生に対して投資に見合う利益を提供していないことが明らかにされた。

 

なお、負債対収入の割合データは、以下よりダウンロード可能。
Department of Education:Gainful Employment Information

 

Department of Education:Education Department Releases Final Debt-to-Earnings Rates for Gainful Employment Programs

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ