教育省（Department of Education）は2016年10月3日、障害を持つ生徒の大学進学及び就職準備を支援するために、5つの州に総額約3,900万ドルを助成することを発表した。本助成を受給するのは、①カリフォルニア州リハビリテーション省（Department of Rehabilitation、852万6,988ドル）、②メイン州労働省（Department of Labor、900万ドル）、③メリーランド州リハビリテーションサービス部門（Division of Rehabilitation Services、751万9,895ドル）、④マサチューセッツ州リハビリテーション委員会（Rehabilitation Commission、500万ドル）、⑤バーモント州厚生省（Agency of Human Services、899万8,338ドル）、の5つの州の省庁である。本助成は、障害イノベーション助成（Disability Innovation Fund：DIF）プログラムの下で支給され、障害者のアウトカム向上を目的とした革新的な活動を支援し、仕事ベースの学習経験を提供する効果的な活動に重点を置いた、障害を持つ生徒のための「仕事ベース学習モデル実証（Work-Based Learning Model Demonstration）」プロジェクトの資金に充てられる。これらのプロジェクトは、職業リハビリテーション（vocational rehabilitation：VR）プログラムの下で、州教育省、地方公共団体教育省、及び、地域コミュニティ内の主要なパートナーが協力して実施することになる。

Department of Education：Five States Receive $39 Million in Grants to Prepare Students with Disabilities for College, Employment