教育省(Department of Education)は2014年8月12日、大学進学・就職準備支援のための取り組み「アドバンスト・プレースメント試験料プログラム(Advanced Placement Test Fee Program)」の下で、成績優秀な学生が履修可能なアドバンスト・プレースメント(AP)クラスを履修する貧困家庭の学生の学年末試験料負担を削減するために、全米40州とワシントンDC及びバージン諸島に対し、総額約2,840万ドルを助成することを発表した。本助成は、貧困家庭の学生が当該試験を受験し、大学単位を高校在学中に取得することにより、大学学位取得所要期間及び経費の短縮・軽減を奨励することを目的としている。なお、各州への配分額は、当該試験受験が予測される貧困家庭の学生数に基づいて決定され、現行の予測では、貧困家庭の学生による試験料一部負担額を1科目当たり18ドルに抑えることが可能となり、さらに、各州の判断でこれらの学生負担額を免除することもできる。
【ニュース・アメリカ】教育省、貧困家庭の学生のアドバンスト・プレースメント(AP)試験料負担を削減するために総額2,840万ドルを助成
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