【ニュース・アメリカ】教育省、教員養成プログラムの有効性を確保するための最終規則を発表

教育省(Department of Education)は2016年10月12日、新任教員が教育現場で成功し、全ての生徒が質の高い教育者による指導を受ける状況を確保することを目的とした最終規則を発表した。本規則は、草案発表後、教育省に提出された多数のフィードバックを考慮して策定されたものである。また、同規則は、教員養成プログラムの有効性に関する透明性を提供する他、継続的改善を可能とするためにプログラム進行中もフィードバックを提供し、教員養成プログラム終了後に現場で教える自信のない教育者に対応するものとなっている。同規則で毎年報告が義務付けられている評価項目は以下の通り。

  • プログラム修了者が教育指導を開始した最初の3年間の就職率及び定着率。これにはニーズの高い学校における就職率及び定着率を含む。
  • プログラムによる準備の有効性に関する修了者及び就職先からのフィードバック。
  • 新任教員が担当した生徒の成績、教員評価結果、及び、州設定のその他の評価基準に基づいて評価された生徒の学習アウトカム。
  • その他のプログラムの特徴。

なお、本最終規則は、以下よりダウンロード可能。
Department of Education:Final Teacher Preparation Regulations[PDF:1.75MB]

 

Department of Education:Education Department Releases Final Teacher Preparation Regulations

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
人材育成 教員の養成・確保