【ニュース・アメリカ】教育省、低所得者家庭の生徒を対象としたAP受験料負担軽減のために41州とワシントンDCに総額2,840万ドルを助成

教育省は2016年9月20日、学生の大学進学・就職準備を支援する取組みの一環として、全米41州とワシントンDCにアドバンスト・プレースメント試験受験料プログラム(Advanced Placement (AP) Test Fee Program)を通して総額2,840万ドルを助成することを明らかにした。本助成は、低所得層家庭の生徒がAP試験を受験する際の受験料負担を支援するもので、これにより、受験料の本人負担額が1回15ドルにまで削減されることになる(通常93ドル)。なお、州によっては15ドルの支払いも免除し、受験料無料とする場合もある。各州への助成額は、低所得層家庭の生徒が受験する試験の推定数に基づくもので、2015年から2016年の初期推移では、同助成プログラムによって受験料が負担された試験数は83万1,913件から86万2,204件となり、約4%増となったことが明らかにされた。

 

Department of Education:U.S. Education Department Awards 41 States and the District of Columbia $28.4 Million in Grants to Help Students From Low-Income Families Take Advanced Placement Tests

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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