大学学士課程STEM教育改革連合（Coalition for Reform of Undergraduate STEM Education）は2014年11月4日、大学学士課程のSTEM教育におけるシステム改革を至急必要とする根拠を検証し、具体的な助言を提案した資料集「システム改革の実現～大学学士課程におけるSTEM教育の推進と資金調達のための資料集～（Achieving Systemic Change：A Sourcebook for Advancing and Funding Undergraduate STEM Education）」を発表した。本資料集は、米国科学振興協会（American Association for the Advancement of Science：AAAS）が開催した、財団・高等教育関連団体の代表者やSTEM教育専門家を対象としたワークショップで収集された所見に基づき作成されたものである。同資料集は、STEM教育改革関係者のための資料として作成されたもので、大学内におけるシステム改革のための組織能力の構築や、STEM授業・プログラムにおける効果的な教授・学習方法を導入する教員が直面する障壁の克服などを提案している。なお、本連合にはAAASの他、米国カレッジ・大学協会（Association of American Colleges＆Universities：AAC＆U）、米国大学協会（Association of American Universities：AAU）、公立・ランドグラント大学協会（Association of Public and Land－grant Universities：APLU）、及び米国学術研究会議（National Research Council：NRC）の職員らが参加している。

URL1: http://www.aacu.org/sites/default/files/files/publications/E-PKALSourcebook.pdf
URL2: http://www.aau.edu/uploadedFiles/News_Room/Press_Releases/2014/Coalition%20Releases%20Undergraduate%20STEM%20Education%20Sourcebook%20-%2011-4-14.pdf