2015年4月28日、国立衛生研究所（National Institutes of Health：NIH）のフランシス・コリンズ（Francis S. Collins）長官は、NIH傘下機関である国立マイノリティ健康格差研究所（National Institute on Minority Health and Health Disparities：NIMHD）の新所長にエリシオ・ペレス－ステーブル（Eliseo J. Perez-Stable）氏を選出したことを発表した。ペレス－ステーブル氏は現在、カリフォルニア大学サンフランシスコ校（University of California San Francisco：UCSF）の医学教授、一般内科部門責任者、及び、多様コミュニティにおける老化センター（Center for Aging in Diverse Communities）ディレクターを務めている。同氏は今年9月にNIMHD所長就任の予定で、就任後は、マイノリティの健康増進と健康格差縮小を目的とした、研究、研修、研究能力・インフラ開発、教育、及び情報普及プログラムを実施・支援する、年間予算2億7,000万ドルの同研究所を監督することになる。

URL1: http://www.nih.gov/news/health/apr2015/od-28.htm