国務省（Department of State）は、今月、米国外の高校生を対象とした集中英語・大学進学準備パイロットプログラム「エデュケーションUSAアカデミー（EducationUSA Academy）」（URL1）をシラキュース大学（Syracuse University、ニューヨーク州）とコロラド大学ボルダー校（University of Colorado-Boulder）において開講した。同パイロットプログラムは、15歳～17歳の高校生を対象とした4週間のプログラムで、参加料金は4,000ドル～6,000ドルである。初開講の今回は、メキシコ、コロンビア、エクアドル、及びペルーからの高校生合計27人が参加している。国務省教育文化局（Bureau of Educational and Cultural Affairs）広報官のエレーン・クレイトン氏（Elaine Clayton）は、同プログラムに関し、米国大学に留学生を呼び込むための新たなパイプラインと位置付けており、参加した生徒には、英語の集中学習講座の他、米国大学留学や進学準備に関する情報が提供されるという。2016年夏には、上記2校以外においても同プログラムが開講され、募集地域も拡大されるとのことである。

URL1: http://exchanges.state.gov/non-us/program/educationusa-academy
URL2: http://thepienews.com/news/us-gov-pilots-pipeline-for-intl-high-school-students/