国務省（Department of State）は、米国人学生の国際経験を豊かにするために留学部門を開設することを明らかにした。これは、2015年3月25日～27日にルイジアナ州ニューオーリンズで開催された留学フォーラム（Forum on Education Abroad）において、エバン・ライアン教育文化担当国務次官補（Evan Ryan）が発言したもので、留学は米国にとって戦略的必須事項であるとの政府の考えを述べた。また、2014年の米国人学生の留学者数増加率は2％に留まっており、このままでいけば、留学者数を倍増させるには35年を要するという現状は容認不可であるとした。なお、留学部門は、国務省教育文化局（Bureau of Educational and Cultural Affairs）の国際教育プログラム（Global Educational Program）の下に設置されることになる。

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