【ニュース・アメリカ】マサチューセッツ工科大学(MIT)、オンライン講座と対面授業を組み合わせた新たなパイロットプログラムを2016年2月に開講

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)は2015年10月7日、同大学修士課程プログラムの「サプライチェーン管理(Supply Chain Management:SCM)」に関し、最初の1学期分に相当する内容をオンラインで受講し、その後、大学構内で開講される授業を1学期間受講することにより、MITから修士号が付与されるというパイロットプログラムを、世界中の受講希望者を対象として開講することを発表した。また、MITは、「SCM」オンライン講座の受講修了後に受ける総合試験に合格した学生に対し、オンラインシステム「MITx」を通して新たな資格「マイクロ修士(MicroMaster)」を付与することを発表した。今後も継続して提供される従来の「SCM」講座は、キャリア初期にある社会人のために考案された10カ月間の修士号取得プログラムで、受講者の大半は、金融・情報技術・経営管理・マーケティング・販売などの分野で3~8年間の社会人経験があり、受講者の平均年齢は30歳で、毎年十数カ国からの学生が受講しているという。同講座の担当教授の1人であるYossi Sheffi氏は、パイロットプログラムにより、さらに多くの学習者に対して「SCM」講座の門戸を開くことになるとコメントしている。なお、「SCM」オンライン講座は2016年2月10日に開講予定である。

URL1: http://news.mit.edu/2015/online-supply-chain-management-masters-mitx-micromasters-1007

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化
人材育成 学生の多様性