次期大統領となるドナルド・トランプ氏（Donald Trump）の政権移行チームは2016年11月21日、教育省担当者としてジェームス・マニング氏（James Manning）を指名した。マニング氏は、カーター政権下で教育省（Department of Education）の連邦学資援助局（Office of Federal Student Aid）、高等教育局（Office of Higher Education）、及び、公民権局（Office of Civil Rights）に勤務し、ブッシュ政権下では、ウィリアム・ハンセン教育副長官（William D. Hansen）付首席補佐官を務めた他、オバマ政権下でも、連邦学資援助執行責任者代理を務めた経歴を持つ。マニング氏は、温厚な人柄でありながら正確に仕事をこなすとの評判で、教育省職員とトランプ氏が指名する政府高官との間の緊張を緩和する役割を果たすことが期待されている。

The Chronicle of Higher Education：For Jittery Academics, Trump’s Education Transition Chief May Bring Calm