大学国際教育関係者で構成されるNAFSA国際教育者協会（NAFSA：Association of International Educators）は2016年10月19日、デューク大学（Duke University）のリチャード・ブロドヘッド学長（Richard H. Brodhead）ら大学学長8人を含む高等教育・海外政策・平和構築・国家安全保障分野のリーダーらが、米国の次期大統領に対し、米国が世界に関与し、海外からの来訪者を歓迎する政策及び実践を追求することを強く要請する声明文を発表した。署名者の中には、NAFSAエグゼクティブディレクターのマーリーン・ジョンソン氏（Marlene M. Johnson）や、国際研究・交流理事会（International Research & Exchanges Board：IREX）会長兼CEOのクリスティン・ロード氏（Kristin M. Lord）などが含まれている。本声明文には宛名が含まれていないが、ジョンソン氏は、宛名は意図的に省かれたとしている。同声明文は、米国は地球コミュニティの一部であることを認識した時に、より強力且つ安全になると主張し、国内外で多様性を受け入れ、同盟国及び敵対国共に変わりなく、コミュニケーションを取る能力を構築するような政策及び実践を追求することを次期大統領に強く要請している。

NAFSA: Association of International Educators：Diverse Alliance Issues Joint Statement: The United States is Stronger, More Secure as Part of the Global Community