オバマ大統領は2014年5月27日、2014年大統領府科学フェア（2014 White House Science Fair）を開催し、全米で実施された約40件のSTEMコンペを勝ち抜いた100人超の生徒・学生を招待し、その功績を称えた。このうち約30組は、科学プロジェクトを大統領府において展示した。今回のフェアでは特に、STEM分野に秀で、次世代に影響を与えるような功績を残した女子及び女性に重点を置いた内容も含まれている。この他、大統領は、「イノベーションのための教育（Educate to Innovate）」キャンペーンの一環での新たなステップとして、①教育省（Department of Education）が3,500万ドルを拠出し、大統領が目標とする優秀なSTEM科目教員を10万人養成するための新たな教員養成助成コンペを開催、②低所得層の生徒1万8,000人を対象としたSTEM学習機会の提供を目指すSTEMアメリコア（STEM AmeriCorps）を大幅に拡大、③STEMメンター制度と、著名な技術・メディア企業や非営利団体などによる生徒とSTEM分野をさらに繋げるための取組みの7都市における立ち上げ、などを発表した。

URL1: http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/05/27/white-house-science-fair-fact-sheet-backgrounder