【ニュース・アメリカ】オバマ大統領、連邦政府国家安全保障関連職員の多様性・包括性促進のための政策実施に関する指標を提供した大統領覚書を発表

オバマ大統領は2016年10月5日、国家安全保障関連連邦職員の多様性及び包括性を促進するための政策実施に関する指標を提供した大統領覚書(Presidential Memorandum:PM)を発表した。国家安全保障政策関連業務に従事する人材は、連邦政府全般と比較すると、最高幹部クラスにおいても多様性に乏しいことがデータで明らかにされている。同データは、雇用機会均等の障壁の存在を示唆する訳ではないものの、今回発表された大統領覚書は、多様性及び包括性をさらに推進するため、①人材データの収集・分析・普及、②能力主義の原則に一致した専門性開発機会とツールの提供、③幹部職員による関与及び説明責任の強化、を提示している。なお、本PMは、オバマ大統領が2011年に発表した大統領令第13583号「連邦政府職員における多様性及び包括性促進を目的とした体系的な政府全体でのイニシアティブの策定(Establishing a Coordinated Government-wide Initiative to Promote Diversity and Inclusion in the Federal Workforce)」で定められたイニシアティブをさらに進めた内容となっている。

 

The White House:FACT SHEET: Presidential Memorandum on Promoting Diversity and Inclusion in the National Security Workforce

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
その他 その他