オバマ大統領は2014年6月13日、米国科学財団（National Science Foundation：NSF）の政策決定機関で、科学技術政策における議会及び大統領の諮問機関としても機能する米国科学審議会（National Science Board：NSB）の新委員6人を以下のように指名した。

・イリノイ工科大学（Illinois Institute of Technology）の第8代学長で、化学工学教授のジョン・アンダーソン氏（John L. Anderson）

・カリフォルニア大学デービス校（University of California, Davis）世界食品センター（World Food Center）の初代エグゼクティブ・ディレクターを務めるロジャー・ビーチー氏（Roger N. Beachy）

・ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団（Gordon and Betty Moore Foundation）の最高プログラム責任者で、元アリゾナ大学（University of Arizona）バイオ5研究所（BIO5 Institute）所長のビッキー・チャンドラー氏（Vicki L. Chandler）

・ジョージタウン大学（Georgetown University、ワシントンDC）現学長で過去には第23代国勢調査局（Census Bureau）局長を務めたロバート・グローブズ氏（Robert M. Groves）

・ミシガン大学（University of Michigan）社会研究所（Institute for Social Research）所長のジェームズ・ジャクソン氏（James S. Jackson）

・アリゾナ州立大学（Arizona State University）知識事業担当上級副学長で、同大学コンピュータ・情報科学部と生物医学情報科学科の創設者であるセスラマン・パンチャナサン氏（Sethuraman Panchanathan）

これら6名は、8月に開催されるNSBの会議で正式に新委員として任命される。残る2委員の空席ポジションに関しては、数カ月以内に任命される見通しである。

URL1: http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=131762&WT.mc_id=USNSF_51&WT.mc_ev=click