【ニュース・アメリカ】オバマ大統領、ペンシルバニア州ピッツバーグで「ホワイトハウス・フロンティア会議」を開催

オバマ大統領は2016年10月13日、ペンシルバニア州ピッツバーグにおいて、「ホワイトハウス・フロンティア会議(White House Frontiers Conference)」を開催した。本会議は、米国民が50年後以降の米国を想像し、米国が世界をより健全なものとして繁栄させ、公平で安全なものとする先駆者となることに向けた米国の可能性を調査することを奨励するために、大統領府、ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh、ペンシルバニア州)、及び、カーネギメロン大学(Carnegie Mellon University、ペンシルバニア州)の共催で行われたものである。同会議は、研究者、ビジネスリーダー、技術者、慈善家、地元のイノベーター、学生など、産学官及び市民社会から700人以上が参加して行われ、①医療イノベーション及びプレシジョン・メディシン分野での「パーソナルフロンティア」、②オープンデータ及びモノのインターネット(IoT)への投資を含むスマートコミュニティを構築する「地域フロンティア」、③人工知能の可能性に取り組む「米国フロンティア」、④クリーンエネルギー改革を促進し、先端気候情報・ツール・サービス・協力を開発する「グローバルフロンティア」、⑤「火星への旅」を含む宇宙探査に関する「惑星間フロンティア」、の5つのイノベーションフロンティアが議題として取り上げられる。この他、セクタ間及び学際的な協力の重要性、技能開発のための教育イノベーション、全てのセクタにおける雇用創出、及び、全ての米国人がフロンティアの進歩によるイノベーション及び利益にアクセスできる平等性なども討議された。

 

The White House:FACT SHEET: Harnessing the Possibilities of Science, Technology, and Innovation

地域 北米
アメリカ
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