【ニュース・アメリカ】オハイオ州、海外からの大学留学生誘致強化を目的とした「G.R.E.A.T.」イニシアティブを立ち上げ

オハイオ州のメアリー・テイラー副知事(Mary Taylor)とオハイオ州教育省のジョン・キャリー長官(John Carey)は2015年8月12日、オハイオ州を海外からの大学留学生が選ぶトップ留学先とすることを目的としたイニシアティブ「学術的才能の世界的取り込み(Global Reach to Engage Academic Talent:G.R.E.A.T.)」を立ち上げた。本イニシアティブは、ジョン・ケイシック知事(John R. Kasich)が発表した「2014年予算中間報告書(Mid-Biennium Budget Review in 2014)」に端を発するもので、留学生の募集・入学を増加させ、卒業後も州内に留まるよう奨励することに重点を置いている。現在、オハイオ州内の大学に在学中である学生ビザを保有する留学生数は2万9,488人、大学卒業後、州内で就職した留学生数は1万1,337人で、州経済に8億2,700万ドル貢献しているという。「G.R.E.A.T.」イニシアティブの具体的目標は、留学生全体の中でオハイオ州内の大学に通う学生の割合を現在の4.1%から6%に増加させることで、これにより12億ドルの経済効果が生まれ、1万7,000人を州内で雇用することになると試算している。

URL1: https://www.ohiohighered.org/press/ohio_seeks_draw_more_international_students_its_higher_education_institutions

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