【ニュース・アメリカ】エネルギー省、アルゴンヌ国立研究所向け次世代スパコン開発に2億ドル拠出

エネルギー省(Department of Energy)は2015年4月9日、アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory、イリノイ州)に設置予定の次世代スパコン「オーロラ(Aurora)」の開発・設置に2億ドルを拠出することを発表した。アルゴンヌ・リーダーシップ・コンピューティング施設(Argonne Leadership Computing Facility:ALCF)に設置される「オーロラ」の運用開始予定は2018年で、科学目的での利用者全てに開放されることになる。今回の「オーロラ」開発は、エクサスケール・コンピューティング開発における米国リーダーシップの強化を目的とした「オークリッジ・アルゴンヌ・ローレンスリバモア共同(Collaboration of Oak Ridge, Argonne, and Lawrence Livermore:CORAL)」イニシアティブの下で実施されるもので、CORALイニシアティブでは、オークリッジ研究所(Oak Ridge National Laboratory、テネシー州)とローレンス・リバモア研究所(Lawrence Livermore National Laboratory、カリフォルニア州)における最新スパコン導入に対して3億2,500万ドルを投入することをすでに発表しており、今回の発表分がCORALイニシアティブの最後の取り組みとなる。

URL1: http://www.energy.gov/articles/us-department-energy-awards-200-million-next-generation-supercomputer-argonne-national

地域 北米
アメリカ
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