【ニュース・中国】中国は過去最大規模の「帰国ブーム」

中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月開催)以来、中国では国際競争力を持つ人材育成システムの構築が加速し、それに伴い、近年は中国建国以来最大規模の中国人留学生の帰国ブームを迎えている。
今から10年前、中国人留学生のうち中国に帰国した者は全体のわずか3分の1程度だったが、現在、帰国者数の出国者数に占める割合は78%を超え、その傾向は年々加速している。中国の国際的影響力が拡大するに伴い、高学歴のハイレベル人材の帰国者数は明らかに上昇し続けている。
教育部の最新データによると、1978年から2015年までの間に中国人留学生数は累計で404万に達し、また、「中国留学発展報告(2016)」によると、2015年における中国人留学生の帰国者の増加率は12.14%で、2014年に比べ4万4,300人増加しトータルで40万9,100人に達している。

 

2017年2月28日

 

人民日報海外版:中国迎来最大规模“海归潮”

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 国際機関レベルの取組
人材育成 学生の就職、学生の多様性、高技能職業人材の育成
統計、データ 統計・データ