【ニュース・フランス】上海ランキング2017:フランスはランキングを維持

Frédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣は世界の17,000の大学中、上位500を発表する上海ランキングに注目した。
上海ランキングは、国家教育研究監理総局(I.G.A.E.N.R.:Inspection générale de l’administration de l’éducation nationale et de la recherche)、財務総監(I.G.F.:Inspection generale des finances)が参照する5つのランキングのひとつであり、これらのランキングをサイトポリシーの国際ランキングとして採用すべきと最近のレポートにも述べている。

 

この報告書では、国際ランキングにおけるフランスの大学の可視性の段階的な改善を強調している。2010年、31のフランスの大学が5つのランキングのいずれかに入っていたが,2016年にはその数は36となった。2017年の上海ランキングではこの傾向が続いていることが明らかとなり、2017年、上位500大学に20のフランスの大学が入り、世界で6番目となった。

 

上位100に限ると、フランスの大学のランキングは改善されている。Université Pierre et Marie Curie(UPMC)-フランスの大学中最上位にランクされている-はランクがひとつ下がって40位となった。Université Paris Sudは5つ上昇し、41位となった。パリ高等師範学校(Ecole normale supérieure de Paris)は69位につけ、これは2016年から18上昇と大きな躍進である。
同時に、これまで上位400校に入っていた2つのフランスの大学が上位300校入りをはたした。Université de Montpellierとリヨン高等師範学校(Ecole normale supérieure de Lyon)である。
最後に、Université Paris SorbonneとUniversité Versailles Saint Quentinは、2016年上位500入りをしていたが、今回は圏外となり、500位から800位にある300大学グループに分類された。

 

このような全体的な安定性と各大学の努力による躍進は、これまでの10年間、ますます激しくなる国際競争に直面してきたフランスの大学が確固たる地位を築いていることの証拠である。

 

Frédérique Vidal大臣は国際的ランキングをめざす大学は自律的に行っているのであり、ランキングの使い道に国が意見を述べることではないと述べている。ランキングに用いる方法論の限界がいつも強調されているが、ランキングは大学が国際競争のなかで自己の位置づけを確認し、戦略を立てるためのベンチマークのひとつである。
しかし、これらのランキングは、フランスの高等教育の新しい組織を忠実に反映するものでなければならない。大学再編によって生まれた大規模な研究大学は、その下部組織が大学の一部と見なされないため、主要なランキングには入っていない。
監査団が提案しているように、Frédérique Vidal大臣は、新しく組織された大規模研究大学がその下部各組織とともに、フランスでもあるいは国外においても「ひとつ」の大学として認識され、そのことによって国際ランキング入りを果たすよう、高等教育・研究・イノベーション省(Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:MESRI)は種々の働きかけを行いたいとしている。
シミュレーション結果によれば、ランキングの作成者によるシミュレーションも含め、フランスの再編された規模が大きい研究大学はランキングで大きな改善をもたらし、フランスの高等教育の地位をより忠実に反映することとなる。

 

2017年8月15日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Classement de Shanghai 2017 : la France maintient sa position

地域 西欧
フランス
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