【ニュース・ノルウェー】ノルウェー研究会議がホライズン2020の更なる改善策を提案

ノルウェー 研究会議(The Research Council of Norway:RCN)は、世界最大の研究・イノベーション資金助成プログラムであるホライズン2020について、現在、2020年まで中盤にさしかかっているが、大半は順調に進行していると認識している。その上で、更なる改善策を提案した。

 

改善の余地がある分野は以下の通り。

  • 申請数に比べて採択数が少なすぎる。将来、優れた申請の減少につながる危険がある。
  • ホライズン2020 は、諸経費の負担が十分でない。このため、産業界、研究機・科学技術関係機関がコーディネーターの役割を担うことが困難となる。
  • 研究費を配分する上で、卓越性が主要な原則であり、それを継続すべきである。影響力を重視することも継続すべきである。しかし、短期的な社会的成果を期待できなくても、少なくとも長期的な影響を及ぼすプロジェクトに対して、より助成がなされるべきである。
  • ホライズン2020は、申請手続きと定期報告の簡素化に関しては大きな進化を遂げたが、更なる簡素化が求められる。
  • 欧州委員会の管理や会計検査手続きは、より予測可能なものにすべきである。
  • 研究とイノベーションでよいバランスをとるべきである。バリューチェーンの他の部門の関係者と協力し、長期的な視点から基礎研究を行う研究グループが必要である。応用研究と技術開発に重点を置いたプロジェクトへの助成を強化すべきである。
  • ローンやリスクファイナンシングなどの方法は、助成方法として規則化されるべきではない。
  • 更なる質の向上のため、欧州連合(EU)以外の多くの国がプロジェクトに関与すべきである。前のプログラム(Framework Programme:FP7)の水準に達するため、第三国の本プログラムへの参加が促進されるべきである。

【出典】
The Research Council of Norway:Research Council suggests ways to make Horizon 2020 even better (RCNによるH2020の中間評価のPDFあり)

地域 北欧・バルト三国、EU
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究
研究支援 研究助成・ファンディング