【ニュース・イギリス】第二次出国チェックプログラムの統計結果発表

2017年8月24日、内務省(Home office)は出国チェックプログラムの一環として英国の出入国の統計を発表。移民法2014により導入された法により、航空、海運や国際鉄道産業などの各主体がその権限を持って統計調査が行なわれた。分析は出国チェックプログラムが開始された2015年4月8日以降出入国が認められた個人を対象にしている。

 

移民大臣のBrandon Lewis氏のコメント:
内務省は英国国境を超えた、より具体的で包括的な旅客情報を提供するために、2015年に出国チェックプログラムを導入した。この情報はすでに警察や警備会社などにとって、犯罪者やテロリストを追跡するための貴重な情報源となっている。
報告書では、2016~2017学事年度中に期限が切れるビザを所持している1,340,000人の非EEA圏からの入国者のうち、96.3%が期限以内に出国していることが報告されている。出国チェックは今後も長期的に統計を集計し、確固としたものにしていきたい。

 

GOV.UK:Home Office publishes second report on statistics collected under exit checks programme

 

【各機関の反応】

 

○英国大学協会(UUK:Universities UK)/Alistair Jarvis会長
留学生にとって有益な政府の調査を歓迎する。留学生がいかに英国経済や地域社会に良い影響を与えているかの証拠を今回の調査結果は示している。
Oxford Economicsの最近の調査によると、留学生は£250億以上を英国経済にもたらし、英国国内で20万件以上の職に就労している。また留学生は英国の大学のキャンパスを文化的、経済的に豊かにし英国人学生にも良い影響を与えている。多くの留学生が帰国後も個人的にもキャリア的にも我々と強い関係を築きあげ、英国にとって利益をもたらしている。

 

Universities UK:UUK response to government commitment to detailed study on international students

 

○ラッセルグループ(Russell Group)/Tim Bradshaw理事代理
留学生は英国に莫大な貢献をしている。大学が引き続き全世界から優秀な人材を誘致し雇用することが可能な移民法の制定が必要である。
留学生が多様な学習環境の創出と莫大な経済効果を生み出していることに加えて、出国チェックデータにより、圧倒的な数の留学生がビザ規定に従っていることが確認された。
目的に合った制度であることを証明するための第1歩は正確なデータである。この点において出国データを再度採用した内務省の決定を歓迎する。報告書は英国に滞在する留学生の価値を証明した重要な1歩である。我々は常々、留学生は大学だけでなく英国にとって価値があると考えている。英国移民システムの今後のあり方に関する調査を依頼されている移民諮問委員会(MAC:Migration Advisory Committee)に対し、今回の調査結果が前向きな影響を与えることを期待している。

 

Russell Group:Student immigration

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