2016年11月8日、ラッセルグループ（Russell Group）は、2016年11月7～8日に慶応義塾大学で開催された各国の研究大学連合による国際会議“2016 Annual Meeting of the Global Council of Research-Intensive Universities”において、“Tokyo Statement: The need for long term and substantial investment in frontier research at research intensive universities（研究大学における最先端研究への長期的かつ十分な投資の必要性）”に調印したことを発表した。
ラッセルグループと他の研究大学連合は、研究大学は様々な複雑化する地球課題に対処する際の中心であり、引き続きそれらの課題に取り組み、社会の要求に応えるには最先端の研究が不可欠であることを確認した。本声明はそのための継続的な支援を求めるものである。
Tokyo Statement に調印した研究大学連合：
- Association of American Universities (AAU) （米国）
- Association of East Asian Research Universities (AEARU)（東アジア）
- C9 + HK3（中国）
- German U15（ドイツ）
- Group of Eight Australia (Go8)（オーストラリア）
- League of European Research Universities (LERU)（ヨーロッパ）
- RU11 Japan（日本）
- Russell Group（英国）
- U15 Canada（カナダ）
この会議は2012年にバロセロナで行われたLERUの10周年記念会議において、米国、オーストラリア、中国のカウンターパートと協議を行って以来、世界中の研究大学連合と連携を強めるべく、毎年開催しているもの。次回、2017年の会議はオーストラリアのブリスベンにて開催予定である。
Russell Group：
Tokyo Statement – 2016
Tokyo Statement – 2016［PDF:180KB］
【参考】
RU11：RU11 signs Tokyo Statement on “The Need for Long and Substantial Investment in Frontier Research at Research Intensive Universities (RIUs)”
LERU：2016 Annual Meeting of the Global Council of Research-Intensive University Networks
