【ニュース・アメリカ】NSF生物科学局、微生物叢の役割に関する理解を深めるためにEAGER助成300万ドルを支給

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)生物科学局(Directorate for Biological Sciences)は、人間の健康及び世界の生態系における微生物叢(microbiome)の役割に関する理解を深めるために、「探索的研究のための初期概念助成(Early Concept Grants for Exploratory Research:EAGER)」として300万ドルを支給することを明らかにした。本助成を受給する研究プロジェクトは、微生物叢に加えて、遺伝子変異と環境からの影響に反応して変化する有機体の物理的・生物科学的特質を研究する動植物フェノミクスに重点を置く。これらの研究結果は、人間の健康と農業生産性の向上と、天然資源のより効率的な使用を促進するために利用される。今回、EAGER助成を受給するのは、ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)が主導する「小型分子抑制因子の特定」を含む研究プロジェクト10件で、主な研究内容は以下の通り。

  • 微生物叢及び表現型データ収集の精度と速度を向上させる技術。
  • 測定可能な表現型の多様性拡大。
  • 表現型特定の自動化と機械化。
  • 微生物叢内の特定の微生物の代謝活動を特定し、微生物間及び微生物と宿主との間での生物科学的コミュニケーションに関する知識を高める技術。
  • 微生物叢や表現型の構造・機能に関する疑問点に対処する新たなモデリング・アプローチ。

National Science Foundation:NSF awards $3 million for plant and animal microbiome and phenomics research

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
研究支援 研究助成・ファンディング