【ニュース・アメリカ】英語以外の言語を話す米国在住者の割合は減少傾向

米国芸術科学アカデミー(American Academy of Arts & Sciences:AAAS)は2016年12月15日、米国在住者が使用する言語に関する調査報告書「米国における言語の現状 ~統計的状況~(The State of Languages in the U.S.: A Statistical Portrait)」を発表した。本報告書は、AAASの言語学習委員会(Commission on Language Learning)と人文科学指標(Humanities Indicators)が共同で作成したもので、全米・州・地方レベルでの最新データを使用して、米国における言語の使用に関する全体像を描こうとしたものである。これによると、英語以外の言語を話す米国在住者の割合が縮小される傾向にあることが明らかにされた。主要な調査結果は以下の通り。

  • 英語以外の言語を話せる米国在住者は全体の20%のみと推定。
  • 英語以外の言語を使用する機関が急激に減少。
  • 幼児教育機関から大学に至るまで、全てのレベルにおいて語学教育を提供する機会が減少し、英語以外の言語を教える幼稚園から高校3年生まで(K-12)の学校数や大学で外国語の授業を受講する学生数も減少。
  • K-12レベルにおける語学教育に関する地方公共団体・州政府の方針が統一されておらず、例えば、ニュージャージー州ではK-12の生徒の51%が外国語の授業を受講しているのに対し、8州においてはその割合が13%未満。

なお、本報告書は、以下よりダウンロード可能。
American Academy of Arts & Sciences:The State of Languages in the U.S.: A Statistical Portrait[PDF:1.39MB]

 

American Academy of Arts & Sciences:New Report Suggests that the Nation’s Capacity in Languages Other than English Has Diminished, Despite Need

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ